開催概要/巡回情報
2021年7月、日本初、
フランスの彫刻家フランソワ・ポンポン
(François Pompon,1855-1933)の回顧展を開催いたします。
本展は、ポンポン初期の作品から1922年のサロンで大絶賛を受けた代表作≪シロクマ≫を生み出し、名声を確立していくまでの 彼の作品と生涯の魅力に迫ります。
当展覧会は、ポンポンの本国フランスからの特別出品として、ポンポンが建築と彫刻の基礎を学んだ美術学校があり、ポンポン最大の支援者であったディジョン市のディジョン美術館、出生地ソーリューにあるフランソワ・ポンポン美術館、パリのオルセー美術館、そして国内でまとまった数のコレクションをもつ群馬県立館林美術館の約90点の作品で構成、彼の制作の全貌をたどる日本初の回顧展です。
オルセー美術館にある実物大の巨大 彫刻≪シロクマ≫を作り、その他多くの動物をモデルに彫刻を生み出した フランソワ・ポンポンは、20世紀初頭のアール・デコ期に人気を博した動物彫刻家です。彼の作品の特徴は、鳩や猫、犬など身近な動物から豚や牛など農場でみる家畜、キリンやヒグマ、シロクマなど動物園でみることが多い 異国の動物まで、その生態を詳しく観察し、極限まで細部をそぎ落としシンプルでなめらかな造形にした点です。大部分の作品が18cmから28cmと比較的小型で愛らしさ を兼ね備えています。ユーモラスなオラン・ウータンの表情、茶目っ気のあるペリカン、太陽の下であくびをするカバなど、幸福さをたたえたポンポンの彫刻は生きる喜び を体現していて見る人に幸せな気持ちと微笑みをもたらします。
この展覧会は、京都市京セラ美術館で開催後、名古屋市美術館、群馬県立館林美術館、佐倉市立美術館、山梨県立美術館を巡回予定です。
※各会場ごとに出品作品が異なる場合がございます。予めご了承ください。
- 京都展|
2021年7月10日(土)-9月5日(日)
※終了しました
- 名古屋展|
2021年9月18日(土)~11月14日(日)
※終了しました
- 群馬展|
2021年11月23日(火・祝)~2022年1月26日(水)
※終了しました
- 千葉展|
2022年2月3日(木)~3月29日(火)
※終了しました
- 山梨展|
2022年4月16日(土)~6月12日(日) -
- 会場
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山梨県立美術館
(山梨県甲府市貢川1-4-27)https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
TEL 055-228-3322
FAX 055-228-3324
- アクセス
- [電車・バス]
■JR甲府駅バスターミナル(南口)1番乗り場より御勅使(みだい)・竜王駅経由敷島営業所・大草経由韮崎駅・貢川(くがわ)団地各行きのバスで約15分「山梨県立美術館」下車。
※甲府駅からのバスの時刻表は<山梨交通ホームページ>よりお調べいただけます。
- [車]
■中央自動車道甲府昭和インターチェンジより約10分。
料金所を昇仙峡・湯村方面へ出て、200m先を左折、西条北交差点を左折、アルプス通りを約2km直進、貢川(くがわ)交番前交差点を左折、国道52号を約1km左側。
- 開館時間
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9:00~17:00
※入館は16:30まで
- 休館日
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月曜日(5/2は開館)
※フランソワ・ポンポン展会期中の休館日
- チケット料金
一般 1,000円(840円)、大学生 500円(420円)
※( )内は20名以上の団体料金、県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
※県内65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
- 主催
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山梨県立美術館、山梨日日新聞社・山梨放送
- 協力
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群馬県立館林美術館
- 企画協力
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美術デザイン研究所
- 【ご来館のみなさまへ】
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●新型コロナウイルス感染症予防対策として、ご入館の際には、マスクの着用、検温、手指の消毒、チェックシートの記入をお願いします。
チェックシートは当館ホームページからもダウンロードできます。記入場所の混雑緩和のため、ホームページからチェックシートを印刷し、あらかじめ記入したものをご持参いただきますよう、ご協力をお願いいたします。 - <山梨県立美術館に来館されるお客様へ、ご協力のお願い及び、感染症予防対策への取り組み>
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/imp_news/2021/09/detail_30.html
●展覧会や関連イベントは延期または中止となる可能性がございます。ご来館前に当館ホームページで最新情報をご確認ください。
●入場制限をする場合がございます。予めご了承ください。